エペソ人への手紙紹介
「みこころの奥義を私たちに知らせてくださいました。それは、神が御子においてあらかじめお立てになったご計画によることであって、時がついに満ちて、この時のためのみこころが実行に移され、天にあるものも地にあるものも、いっさいのものが、キリストにあってひとつに集められることなのです。」(1:9,10)
著者と手紙を書いた動機
エペソ人への手紙は、はっきりとした動機を持って書いた手紙ではありません。ただ、テキコをコロサイに送りながら使徒パウロが最も力を入れて開拓したエペソにも手紙を送ろうとしました。
主題と内容
エペソ人への手紙のテーマはとても明白でありますが、一言で「教会論」ということができます。イエス様は、日ごろ、弟子たちに教会に対しては詳細な教訓を与えられませんでした。しかし、今はその教訓が使徒パウロを通してエペソで明らかに啓示されました。
エペソ人への手紙によると、教会とは「キリストの体」で、キリストを頭にしてユダヤ人も異邦人もすべてのクリスチャンがその体に結び合わされています。教会を通して全人類を統一しようとされたのは世界の基の置かれる前から予定された神様のご計画でした。
1章―3章は教会論であり、4章―6章はこの教会論を土台にして聖徒たちがどのように生活するべきかを教えることがエペソ人への手紙の内容です。