ルカによる福音書
T.著者
著者ルカは医者であり(コロ4:14)、ギリシャ人として、聖書の著者の中で唯一の異邦人でした。彼はパウロによってイエス様を信じるようになり(使11:19-26)、パウロの同労者になりました(Uテモ4:11)。
彼は歴史家の立場から資料を収集し(1:1-4)、伝道者としてイエス様の神様の御国の福音を伝えようとこの福音書を記録しました。AD63-73に記録されたことは有力な見解です。
U.内容および特徴
- 福音の普遍性、すなわち、イエス様は全人類の救い主であることを強調しています。
- 罪人、疎外された者、病人、悪霊につかれた者などの牧者である愛のイエス様を強調しています。(19:10)。
- 神の御国について多くの記録があります。(39回)。ルカの福音書でイエス様は神の御国と福音を同一視していることが分かります。また、この福音は罪の赦し、これを通して神の御国を所有することができることを教えてくれます。
- 多くのたとえが記録されています。特に、イエス様がエルサレムに行く途中では(9:15-19:27)、24のたとえを話されたことが記録されています。
- 祈りについて強調しています。特に、11,19章は、祈りの章というほど、祈りの必要性、姿勢、そして内容についての御言葉を詳しく記録しています。何より祈るイエス様の姿がよく現れています。
- 聖霊と悪霊の働きについての記述がたくさんあります。
V.学ぶ目的
ルカの福音書を通して、イエス様の牧者の心情を学び、この時代で失われた者を探し救う小さいイエス様になることができるように祈ります。(要節19:10)。